石油豆知識

■03 ガソリンと軽油の違いって?
 
ガソリンも軽油も元は同じ石油です。製法に関しても石油に含まれているガスやワックスなどの成分を分離させるため加熱し、蒸留して作られているのでガソリンと同じです。その違いは、蒸留時の採取温度にあります。簡単に説明すると、ガソリンは石油を熱していった際30℃から230℃の間で発生する蒸気を採取して作られますが軽油は140℃から380℃で発生する蒸気から採取されるものです。つまり、低い温度で蒸発するのがガソリンで、ゆえに常温常圧でも良く燃えます。対して軽油は高温高圧の場合に良く燃えるという特性をもっています。

軽油は高温高圧での優れた特性(高圧力をかけての燃焼が可能なため燃焼効率、燃費ともに向上するなど)に対し、低温に弱いといわれています。ある温度以下になると凍ってしまうのです。そのため、季節ごとに販売される軽油の成分は微妙に替えられています。その種類はなんと5種類。冬は凍りにくく、夏は熱くなりすぎない、それぞれの季節にぴったりの軽油が販売されています。冬場にスキーに行く場合はなるべく現地(寒いエリア)で給油をするのがいいと言われているのはこのような特性的な理由があるからなのです。

軽油とガソリンは同じ石油製品ですが、製法も特性も異なります。だから間違ってもガソリンエンジン車に軽油、ディーゼルエンジン車にガソリンなどは入れないようにしてください。エンジンを壊す原因になります。
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