ブレーキフルードは、ブレーキペダルから生じた圧力を四輪各部へ伝達する働きをしています。
ブレーキホースは、ブレーキフルードが流れるゴム製のホースを指します。
ブレーキング時に発生する熱や、圧縮のくり返しにより劣化します。

沸点の高い特性を持っていますが、劣化により沸点が下がり、最悪ベーパーロック現象を引き起こし、大変危険です。

ブレーキパッドが減少するとブレーキオイルの液面が下がります。
2年ごとの交換が目安です。

ベーパーロック現象とは?
劣化して多量の水分を吸収したブレーキフルードは、ブレーキングの際に発生する熱により配管内で沸騰し、気泡を発生させることがあります。その気泡が配管内に残ると、ペダルからの圧力を正常に伝達できなくなり、ブレーキの効きが悪くなったり、効かなくなったりします。これをベーパーロック現象と呼び、ペダルを踏み込んだ時のフカフカ(スカスカ)した感触などが代表的な症状として挙げられます。