ラジエターは、高熱を発するエンジン等を冷却し、オーバーヒートが起こるのを防ぐ働きをしています。
ラジエター液は、冬場の不凍効果や、ラジエター本体を保護するための防錆効果など、多様な働きをしています。
ラジエターキャップは、ラジエター液の沸騰を予防するため、圧力バルブで圧力をかけ、沸点を高める働きをしています。
ラジエター液は、エンジン等を循環し冷却しているため、熱等により劣化します。

ラジエターキャップは、使用に伴い劣化する消耗品です。

ラジエター液が劣化した状態で走行していると防錆効果が低下し、錆びにより配管が詰まったり、最悪の場合穴があき、液漏れを起こすこともあります。

ラジエターキャップが装着されていても、内側の圧力バルブが充分に機能しないと、沸点が下がり、オーバーヒートを起こす原因となります。
最悪の場合エンジン焼き付きの恐れもあります。

ラジエター液は、2年ごと、ラジエターキャップは、1年ごとの交換が目安となります。
*車種により異なります。